あけましておめでとうございます。
ドラマーの大井一彌です。
旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い致します。
季節の変わり目に、スッと心が動いてハッとするもんですが、
一年の中で、年越しが一番スッとします。
沼津にある父方の祖父の家に集まって年越しを過ごして、年が明けたら近くの浅間神社へお参りして、ひたすら美味しいものを食べつつ、大勢の親戚が来て挨拶をして。一大イベントだったのです
季節イベントや法事が好きな祖父は何年も前に他界して、親戚一同が集まる機会も減りましたし、
僕が音楽という蛇の道に足を踏み入れてから、親戚たちとの距離感に僕が勝手に悩むような感じもありました。当時の僕は食えてもいなかったから、カタギの親戚に対して音楽家だと自称する自信がまだついていなかったからなんですね。顕示したい自己と実際の状況がズレ過ぎていたんだと思います。
これまでも、多分この先も、僕の中身は17歳くらいから変わってない。だからこそ
大学辞めるか辞めないかくらいの頃の自分は、
身体と責任だけが大人になっていってしまうような、精神が取り残されて行ってしまうような焦りを日々感じていたような気がします。
音の羅列が耳に入ってくるだけで感動出来るから音楽は凄いんであって
そんな音遊びで食ってる” アーティスト “なんてのは実にシュールなもんなのだと僕は思う。
若かりし頃に感じていた、社会に参加できていない焦りや葛藤なんてものは、そもそも解決できるようなものではなかったのです。
僕の生業は単なるお遊びに過ぎないのです。また、一人前の音楽家=食えてる なんて十把一絡げな判断基準もそもそもおかしい。例えば、神への供物のためのみに音を捧げる音楽家の目的はビジネスとは別のところにありますし、 世界にはビジネスにする必要の無い音楽の方が多いです。
僕がたまたま、ビジネス化された音楽の世界にも憧れていたから。というのが正解だったのです。
僕は今年も本気で遊んでやろうと思っています。
ということで新年なので、
様々なレシピから自分用に最適に調整した、超ジューシーなサラダチキンの作り方を伝授します。
最強ジューシーサラダチキン鶏胸肉低温調理
•鶏胸肉1枚(僕は鶏皮が好きなので、皮付きのままで。 常温に戻しとく とかしなくて良いです。冷蔵庫から出した感じで始めればok)
•にんにくすりおろし 1/4かけ(かなり香りが回るので少なめが吉)
•ミル挽き岩塩&ミル挽き黒胡椒(ステーキ焼く時くらいの量。胡椒多めが好き)
•ハチミツ大さじ2
•白だし大さじ1
•オリーブオイル大さじ1
•好きな香草(ローリエ、ローズマリー等)
鶏胸肉はフォークで満遍なく穴をあける
材料を全てジップロックに入れ密閉して揉み込み
炊飯器を保温に設定して
ジップロックを置き、浮いてこないよう重りをして、
沸騰したお湯で満たして、きっかり1時間。
以上。
僕は鶏肉だったら鶏モモ派ではあるんですが、
胸肉は水分を失わないように調理すると、鶏モモをはるかに凌ぐパンチがあります。
ちなみにお肉で一番好きなのは羊です。
2022年も、12月の4週目は北海道で過ごしておりまして、
美瑛で4日間、札幌で2日間過ごして美味しいものたくさん頂いたのですが、
新しい感動をシェアします
札幌にある、八仙すすきの店のジンギスカンです。
まじでやばかった。美味すぎて。
漬け込まれて塩油でクタクタになった厚切りの羊肉を少し表面が焦げるくらいに七輪で焼いて、中は超レアで、ネギを添えたタレと一緒に食べるんだけど、
本当に美味いもの食べた時の、堪えきれない笑顔ってあるよな。。
次札幌行ったら絶対また行く。
彼女の影響で、ジンギスカンといえば滝川発祥の松尾ジンギスカン一択だったんだけど、
八仙は、僕が知ってるジンギスカンとは少し違う、焼き肉っぽい感じで
もうまじ最高でした。
いろんな羊の食べ方があるのと同じように
いろんな音楽の扱い方があるのです
今年もよろしく。